通常、揚げた野菜が主役の夏野菜カレーですが、夏の暑さの中での揚げ物は大変です。
そんなときは、焼き野菜がおすすめです。
レンジで軽く加熱してから、フライパンやトースター、オーブンなどで焼くといいですよ。
さっぱりめにしたい方は、油を使わないか、ごく少量にして焼くとよいでしょう。
夏野菜カレーはやっぱり素揚げが良い!とう方には素揚げのコツもご紹介します。
揚げない夏野菜カレーの魅力
夏野菜カレーというと、素揚げ野菜がのっているイメージがあります。
しかし、素揚げは、夏には暑いし、手間がかかるのがネックです。
そこでおすすめするのが「夏野菜の素焼き」です。
素焼きすることで、野菜の自然な風味や、焦げた香りが食欲を刺激します。
カボチャ、ジャガイモ、きのこ、玉ねぎ、レンコン、ブロッコリーなどの定番野菜もいいですが、夏の旬野菜も使ってみましょう!
ピーマン、パプリカ、ナス、ゴーヤ、ズッキーニ、オクラ、ししとう、トマト、ヤングコーンなど。
(年中収穫できるものもあるので、旬野菜かどうか微妙ですが…)
彩りで選んでも、冷蔵庫の残り物を集めてきてもいいですね。
揚げない分、お手入れも簡単なのでぜひ試してみてください。
夏野菜カレーに素焼き野菜を取り入れるコツ
夏野菜を素焼きにするときは、外側をカリッとさせることで香ばしさをプラスできます。
私は、弱火でじっくり焼く方が、甘みや旨味を感じられて好きです。
固めや柔らかめと好みもあると思うので、いろいろ試してみてください。
下準備は電子レンジが便利
火の通りにくい野菜もあります。
そのため、先に電子レンジで加熱しておくのがおすすめです。
これによって、焼き時間を短縮し、野菜をふっくらと仕上げることができます。
手間を省きたい人はフライパン+アルミホイルで手軽に
素揚げより片付けが簡単な素焼きですが、さらに手間を省きたいなら「フライパンとアルミホイル」の組み合わせがお勧めです。
フライパンだけでなく、グリルやトースター、オーブンでもOKです。
どんな調理器具を使う場合でも、アルミホイルを活用すると後片付けが楽になりますよ。
野菜の美味しさを引き出す味付けをしても!
普段、素揚げや素焼きは特に味付けせずに使われることが多いですが、野菜に味をつけるのもいい方法です。
スパイスや塩などの調味料を使って、カレーとの相性を考えながら味付けすることで、一層美味しい料理になります。
暑い時期は、ニンニクを加えてみるのも良いでしょう。
私は、塩とオリーブオイルをまぶして焼くのが好きです。
失敗知らず!野菜の素揚げのコツ
素焼きも良いけれど、野菜の素揚げは特別なおいしさがありますね。
そんな素揚げが好きな方に向けて、基本的なコツをご紹介します。
これらを守れば、素揚げがより美味しくなるでしょう。
野菜を大きめに切る
野菜を大きめに切ることで、揚げるときの表面積が減り、油を吸う量が少なくなります。
そのため、さまざまな野菜をカレーにトッピングしてもしつこくなりません。
大きめに切ると、夏野菜の食感も存分に楽しめますね。
事前に冷蔵庫でしっかり冷やす
揚げる直前まで、野菜を冷蔵庫で冷やしておきましょう。
そして、水分はしっかりと拭き取ります。
このステップで、油の温度差によって水分が速やかに蒸発し、サクッとした食感が得られます。
野菜に合わせて油温を調整
野菜の種類によって、油の温度を変えましょう。
葉物や実物の野菜は170~180℃、根菜類は150~160℃が適温です。
これにより、野菜の特性に合わせた揚げ加減を実現できます。
油の温度を一定に保つ
一度にたくさんの野菜を揚げると、油温が下がってしまいます。
食感や見た目を良く保つために、少しずつ揚げるのがポイントです。
色鮮やかな野菜は揚げ時間を短く
ピーマンやナスなど、色が鮮やかな野菜は、揚げ時間に注意しましょう。
長時間揚げすぎると、色が損なわれる可能性があります。
広いフライパンを使用する
調理器具としては、広い表面積のフライパンがお勧めです。
揚げ物が入れやすく、後片付けも簡単です。
ただし、油はねに注意して、深型のフライパンを選ぶのが良いでしょう。
これらが野菜の素揚げにおける基本的なポイントです。
ぜひこれらを参考にして、夏野菜を使った美味しい素揚げを楽しんでみてください。
まとめ
夏野菜カレーを作る際に欠かせない夏野菜の加熱方法にスポットを当て「素揚げ」と「素焼き」という二つの調理法についてご紹介しました。
夏野菜をカレーのトッピングというと「素揚げ」のイメージですが、「素焼き」にすると香ばしい香りで違った味わいが楽しめます。
素焼きの際は、夏野菜を電子レンジで1分ほど加熱しておくと良いでしょう。
カレーの風味を際立たせるために、ニンニクやしょうゆを少し加えても美味しいです。
調理にはフライパンがおすすめ。
使いやすく、お手入れも簡単なので便利です。
一方、夏野菜を素揚げする際のポイントは、大きめに切った野菜を冷蔵庫でしっかり冷やし、150~180℃の油でじっくりと少量ずつ揚げること。
この方法で、野菜のおいしさを逃さずに仕上げることができます。
素揚げには深めのフライパンが適しています。